

ライブに1人で行くのってどうなの?実際に行った話を教えてほしい
こんなお悩みを解決します。
本記事の内容
- 初めてのライブに1人で行くことを決めた理由
- 初めての1人ライブ ~当日の準備~
- 初めての1人ライブ ~感想~
- 1人で初めてのライブに参加するときにやっておいた方がいいこと3選
26歳男です。音楽は人並みに好きで、ライブには一度行ってみたいなと思っていました。
しかし、ライブのチケットを入手するには、ファンクラブに入ったり、CDを購入して抽選に応募したりする必要があると思っていて、ライブは自分の中でハードルの高いものになっていました。
ある時、ふとチケット販売サイトを見たところ、「BUMP OF CHICKEN」の福岡公演の抽選応募が行われており、思い切って応募したところ当選しました。
そんな経緯で行くことになった人生初ライブの体験をお話していきます。
記事の後半では、こうしておけばもっとライブを楽しめた!という事も紹介しています。
それでは早速本文を見ていきましょう。
初めてのライブに1人で行くことを決めた理由

単純に友人が少ないこともありますが、主な理由はこちら。
- 再現性の高さ
- 「ライブ」そのものをどう感じるか知りたかった
もう少し詳しく説明します。
再現性の高さ
僕は趣味を選ぶうえで、再現性の高さを重視しています。
これは何かというと、その趣味で楽しいと感じるまでのハードルの低さです。
例えば、最初のライブに何人かの友人と行って楽しかったとします。
この場合、この楽しさを再現するには、「友人を誘う」「人数分のチケットを確保する」「友人と予定を合わせる」「当日の予定を決める」などなど、もう1度同じことをするためのハードルが上がってしまいます。
一方で、1人でライブに行って楽しかったら、自分のチケットを取るだけでもう1度同じ楽しさを再現できるのです。
このことから、まず自分の手軽な休日の選択肢を増やす意味もあって、1人でライブに行くことにしました。
「ライブ」そのものをどう感じるか知りたかった
もう1つの理由は、ライブ自体をどう感じるか知りたかったことです。
これも友人と行った場合には、友人と行った楽しさとライブそのものの楽しさ両方あると思います。
一方で、1人でライブに行った場合は、ライブそのものが楽しかったのか、100%ライブのみの感想を得ることができます。
実際のライブの感想については後述します。
以上が、人生初ライブに1人で行った理由です。
初めての1人ライブ ~当日の準備~

当日の準備は、持ち物と服装についてお話していきたいと思います。
必要な持ち物
ライブ当日は、スマホと財布、ライブ用耳栓を持っていきました。
チケットは電子チケットなので、スマホがあればOKでした。
賛否両論はありますが、僕はライブ用耳栓を購入して持っていきました。
初めてのライブが「耳が痛くて楽しくなかった」という感想で終わるのは嫌だったので。
結果的に持って行って正解でした。

僕が持って行ったライブ用耳栓はこちら。
ライブ中に着けていても、音の聞こえ方に違和感がなく、それでいて耳の負荷も軽減してくれました。
また、ライブではなくても使えそうな見た目が気に入って購入しました。

結局まだライブ以外で使っていませんが笑
服装の選び方
服装はかなりラフめで行きました。
これは個人の価値観によると思いますが、友人に会うわけでもなく、会場も暗いので、服装は適当OKでした。
実際の会場では、ライブグッズのTシャツやパーカーを着てる人が多かったです。
持ち物と服装が決まったら、あとは会場へのルートや予定を決めておけば十分だと思います。
初めての1人ライブ参戦 ~会場の過ごし方~

会場に開演30分前に到着→2時間ライブ→帰宅
簡単に書くとこんなスケジュールでした。
開演前
開演30分前だと、グッズはほぼ売り切れ。
公式モニュメント前での写真撮影も長い列が出来ていたので、グッズや写真に興味がある方は、もっと早く行った方がいいかもしれません。
ライブ会場に歩いているときに、周りを見渡すと意外に1人で歩いている人が多かったです。
体感としては、映画館より1人でいる人が少し多いかな?くらいの印象でした。
ライブ中
入場時に光るリストバンドみたいなものが配布され、曲に合わせて手を振るなどをしていました。
また、ライブ中はずっと立ちっぱなしでした。
少し座りたくもありましたが、周りが全員立っているので、座ると前が見えなくなるので僕も立っていました。
ライブ後
会場の指示で席ごとに退場し、そのまま帰りました。
終演後30分くらいはモニュメントの撮影も可能なようでした。
他のファンとの交流
ないです。
他のファンと交流したい人は事前にSNSなどで交流しておくとハードルが下がると思います。
初めての1人ライブ参戦 ~感想~

初めてのライブに行った感想は、時間が経つごとにどんどん変化していきました。
まず感想を話す前提として、僕のBUMP OF CHICKENに対する熱量の前提を話しておきます。
1人ライブ参戦前:BUMP OF CHICKENに対する熱量
- ミュージシャンの中ではTOP3に入るくらい好き
- しかし知ってる曲は10曲程度。Amazon Musicのプレイリストに入れている
- メンバーの顔やキャラクターは全く知らない
- 中学からの同級生でバンドを組んでいるということだけ知っていた
一言でいうと、好きだけどファンと名乗ることはできない。といった感じです。
今までどのライブに行ったことがないように、好きな曲はたくさんあっても、どのミュージシャンにも入れ込んだことはありません。
この前提を理解したうえで、感想を読んでみてください。
1人ライブ参戦中の感想
結論からいうと、周りとの熱量の差にかなりの場違い感を覚えました。
曲は好きですがメンバーについてほぼ知らないので、1人のメンバーが手を振ってくれて周りが湧いていても、知らないおじさんが手を振ってるとしか感じることができません。
また、見渡す限りの全員が片手をあげて前後に振っているので、合わせて同じ動作をせざるをえません。
普段曲を聞いていて、身体でリズムを取ったりすることはあっても、手を挙げて前後に振りたくなったことはないので、「したいと思わないことをしなければならない」ということに対して苦痛に感じました。
「皆しているから」という理由だけで何かをすることが苦手な性格です。

ボーカルの方は、「腕組んで座って聞くという聞き方も尊重する」と言ってくれました。
それでも見渡す限りの全員が手を振っているのを見て、自分だけ腕を組んでいるという選択肢が取れるほど強くはありませんし、そこまでして自分の主張を披露する場ではありません。
それでも大好きな曲が流れたら嬉しいですし、知らない曲でも「これ好きだ!」という曲もたくさんあって楽しむこともできました。
楽しくもあり、場違い感もあり、かなりモヤモヤというのがライブ中の感想です。
1人ライブ参戦後の感想
ライブ中はモヤモヤもありましたが、「自分がライブに行ったらどんな印象を抱くのか知れた」「ライブの雰囲気を知れた」という点を含めて行ってよかったなという感想です。
しかし、「1万円分楽しめたか?」という点には、正直「YES」とは言えませんでした。
ライブを楽しんでいる人は、「このために生きていた」「最高!!!」「泣いた」のような過激な感想を抱いているイメージだったので、そこまで行かない自分にギャップを感じてもいました。

帰り道にはライブで知って気に入った曲を、いつも使うプレイリストに入れました。
1人ライブ参戦1ヶ月後の感想
BUMP OF CHICKENが大好きになりました。
ライブは当日より、その後の余韻が強かったです。
次の日からライブで聞いた曲が耳に残って、繰り返し聞きたくなったり、公式のYouTubeでPVを見たりと、当日なんでモヤモヤしてたのかわからなくなるほど余韻を楽しんでいました。
BUMPの好きな曲もかなり増えました。
特に好きになった曲はこちら。
- 新世界
- 才悩人応援歌
- グングニル
この3つはライブで初めて知った曲です。
まとめると、ライブ当日は100%楽しめませんでしたが、ライブの余韻を含めると大満足のライブでした。
今では1万円払ってよかったと胸を張って言えます。

1人で初めてのライブに参加するときにやっておいた方がいいこと3選

今回の僕の経験から、初めてのライブに行く前にやっておいた方がいいことを紹介します。
- 知っている曲を増やす
- グループメンバーについて知っておく
- グループの歴史について知っておく
それぞれ紹介します。
知っている曲を増やす
まずは知っている曲を増やしましょう。
やっぱり好きな曲が流れている時間の方が楽しいです。
アニメのオープニングの曲が、アニメが終わるころには好きになっているように、音楽に対しても単純接触効果はあると思います。

そのグループの曲を聞き込んでおくと、より楽しめると思います。
グループメンバーについて知っておく
グループメンバーについてもある程度知っておきましょう。
ライブ中は歌だけでなく、トークの時間もあります。
その時間に知っている人が話しているのと、知らない人が話しているのでは感じ方がかなり変わってきます。
グループの歴史について知っておく
グループの歴史について知っておくと、より親近感を持ってライブに参加できると思います。
僕はライブ後に知ったのですが、例えばBUMP OF CHICKENでいうと、
「中学生の時に、道端に落ちてたドラムを拾ってドラマーが決定した」なんていう作り話かのような逸話があったりします。
以上が、1人で初めてのライブに参加するときにやっておいた方がいいこと3選です。
熱闘甲子園を見てから甲子園の試合を見ると見え方が変わるように、「知っている」ということはとても大きいです。
まとめ:初めてのライブが1人でも問題なし

今回は、人生初ライブに1人で参加した話を紹介しました。
初めてのライブが1人でも何も問題はありません。
実際に、1人でライブに来ている方は他にもたくさんいました。
ライブを最大限楽しむには、知っている曲を増やしたり、バンドのメンバーについても知っておくなど、事前知識を増やしておくことをオススメします。
初めてのライブに1人で参加することは不安も大きいと思いますが、ぜひ勇気を持って一歩を踏み出してみてください。
今回は以上です。