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【アカギ】長すぎる鷲巣麻雀!結末はどうなった?いくつかの疑問点

悩んでいる人

アカギの鷲巣麻雀ってつまらない?どれくらい長いの?結末は?

こんなお悩みを解決します。

本記事の内容

  • 麻雀漫画「アカギ」を読むなら?
  • ※ネタバレ注意!鷲巣麻雀の結末は?
  • アカギの鷲巣麻雀とは?
  • 鷲巣麻雀を読んで疑問に思ったこと4点

本記事の信頼性

つい最近、漫画のアカギを全巻読みました。麻雀はスマホアプリで何度かやったことがあるレベルです。

僕自身、アカギを読んでいる途中で、話が長すぎて結末はどうなったの?と早く知りたい気持ちがあったので、結末を簡単に紹介したいと思います。

また、読んでいて疑問に思ったこともいくつかあったので、あわせて解説していきます。



麻雀漫画「アカギ」を読むなら?

麻雀漫画を読みたい方は、下記のサービスで読むことができます。

紙で読みたい方は、DMMコミックレンタル。1冊115円から宅配レンタルすることができます。

電子で読みたい方は、まんが王国・Ameba漫画がオススメです。新規会員登録(無料)の場合は、100冊まで全部40%OFFで漫画が読めるクーポンを配布中です!

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歳を取ったアカギが出てくる「天 ~天和通りの快男児~」もこちらのサービスで読むことができます。

※ネタバレ注意!鷲巣麻雀の結末は?

アカギが鷲巣を追い詰める形で迎えた最終6回戦、ついに鷲巣は賭けるお金がなくなり、自分の血液を賭けていくことになります。

和了りすれば鷲巣の勝ちという最終局で、鷲巣は確実に和了れる牌を揃えますが、そこまでに血液を失いすぎて脈が止まり試合続行不能により棄権。

ゲームとしてはアカギの勝ち。1回戦から5回戦までの結果を見てもアカギの圧勝。

しかし、最後に鷲巣が意識を保っていれば負けていたので、アカギは自分の勝ちを受け入れられず、金を受け取らず、祝勝会にも参加せず姿を消す。

部下の懸命な蘇生で息を吹き返した鷲巣は、アカギとの再戦を求めてアカギを探す。というラストになります。

アカギの雀力、鷲巣の豪運、どちらにもケチをつけない痛み分けといった結末でした。

アカギの鷲巣麻雀とは?ルールの解説!

単行本の7巻から最終の36巻まで続いた鷲巣麻雀ですが、通常の麻雀とは少し違った特殊なルールになっています。

主な特殊ルールはこちら。

  • 3/4が透明牌を使用する
  • 手袋をはめて、中央の穴から牌を引く
  • 捨て牌の合計が70牌になったら流局

それぞれ解説します。

3/4が透明牌を使用する

麻雀もトランプ同様に同じ牌(カード)が1種類につき4枚あります。

そのうち3枚が相手からも見える透明の牌になっています。

トランプでハートのAが4枚あって、そのうち3枚は透明といったイメージです。

相手の牌が見えるということは、相手が待っている牌がわかるので簡単そうに思えますが、見えているからこそ相手を巧に誘導したり、逆に見えない牌を集めてブラフを仕掛けたりと、鷲巣麻雀だからこその駆け引きが見られます。

手袋をはめて、中央の穴から牌を引く

本来の麻雀であれば、中央の山から順番に引いていくのですが、鷲巣麻雀で中央に山が積んであると、次に何を引くのかわかってしまい、何を捨てるのかも簡単に決めることができ、駆け引きのあるゲームになりません。

そこで鷲巣麻雀では中央に山を作るのではなく、中が見えない穴の中に牌を入れて、そこから引いてくるルールになっています。

しかし、素手で牌を触って選んでしまうと、彫ってあるガラから牌を識別できてしまうため、手袋をすることも決められています。

捨て牌の合計が70牌になったら流局

普通の麻雀は、山がなくなってツモができなくなったら流局です。

しかし鷲巣麻雀は山がないので、捨て牌が合計70になったら流局という特別ルールになっています。

この特殊ルールに絡めた戦略などもあるので、覚えておきましょう。

以上が鷲巣麻雀の主な特殊ルールとなっています。

鷲巣麻雀はつまらない?読んでの感想!

鷲巣麻雀を読んでの僕の感想はこちら。

  • 本当にびっくりするくらい長い
  • 清々しいほどの麻雀力VS豪運
  • アカギの成長を感じられるラスト

それぞれ見ていきましょう。

本当にびっくりするくらい長い

「長い」で有名なアカギの鷲巣麻雀、それを知らずに読み始めたのもあって、本当にびっくりするくらい長く感じました。

水曜日のダウンタウンでも特集されたみたいです。

モモンガ

鷲巣麻雀は6回戦行われ、2回戦ごとに休憩が挟まれるのですが、4回戦が終わったのが12,3巻くらいでした。

そろそろ終わるな~と思い、次の敵はどんなやつなんだろうと先の巻の表紙をチラっとみたところ、鷲巣に似ているキャラクターが、、

あれ?と思い、あらすじを確認すると、最終巻でもまだ鷲巣麻雀をやっていて驚愕しました。

それもそのはずで、鷲巣麻雀は漫画の中では1晩ですが、現実世界では約20年、6回戦だけで14年もやっていたそうです。

アカギと鷲巣が麻雀をしている間にNARUTOの連載が始まって終わったというのも有名な話です。

清々しいほどの麻雀力VS豪運

麻雀といえば頭脳や心理の駆け引きが醍醐味のゲームです。

そんな麻雀漫画のラスボス戦であれば、さぞ高度な頭脳戦・心理戦が繰り広げられると思う方も多いと思いますが、アカギのラスボス鷲巣は頭脳戦・心理戦ではアカギにボコボコにされます。

それこそトムとジェリーのトムくらいにボコボコにされ、技術的に鷲巣がアカギを追い込むことは一度もありません。

しかし、鷲巣は持ち前の豪運のみでアカギを追い込んでいきます。

配牌だけで国士無双聴牌なんてシーンもありました。

ちなみに2牌ごとに配牌が行われる鷲巣麻雀で、配牌のみで国士無双を聴牌する確率はこちら。

  • 1牌目: 56/136
  • 2牌目: 55/135
  • 3牌目(他のプレイヤーが6牌引く): 52/129
  • ...
  • 14牌目: 8/93
  • P(国士無双のテンパイ) = (56/136) * (55/135) * (52/129) * (48/128) * (44/122) * (40/121) * (36/115) * (32/114) * (28/108) * (24/107) * (20/101) * (16/100) * (12/94) * (8/93)
  • 0.000000221478%
  • 約1億分の22
  • 宝くじで10億円が当たる確率(6億分の1)よりもおおよそ2702倍低い確率

これは他プレイヤーが国士無双に関係する牌を引かない前提で、さらにその確率を計算に入れないでこの数値なので、実際にはもっと低い確率になるでしょう。

もう訳の分からない確率になっています。

対等な頭脳戦・心理戦の駆け引きを求めている人からしたら、つまらないと感じるかもしれません。

アカギの成長を感じられるラスト

鷲巣戦の前のアカギは、自分の生き死にや死に方などに興味がなく、助けがこなければインチキヤクザ相手に意地を張って殺されていたであろうシーンがありました。

しかし、鷲巣戦が終わったあとに、戦いの中で息絶えた鷲巣を見て、自分の死に方について考えます。

最終巻でまたも殺されそうになったアカギはこんな言葉を残しています。

「博打で死ぬのは本望だが その後のいざこざで死ぬのは本意じゃない」「ここで死ぬのはくだらな過ぎる」

鷲巣戦前のアカギなら、そのまま殺されていてもおかしくなかったと思っています。

個人的にはアカギの成長を感じれる、好きな終わり方でした。

鷲巣麻雀を読んで疑問に思ったこと4点

もちろんフィクションなこと百も承知ですが、現実のゲームである麻雀を題材にしていることもあって、どこまでがあり得る話なのか気になるポイントがいくつかありました。

アカギの鷲巣麻雀を読んで疑問に思ったことがこちら。

  • 麻雀長すぎて血液量回復しないのか?
  • 1回抜いた血って戻して大丈夫なの?
  • 鷲巣麻雀は実際にできる?
  • 両陣営、表情に出過ぎじゃない?

1つずつ見ていきましょう。

麻雀長すぎて血液量回復しないのか?

鷲巣麻雀では血液を賭けて戦います。

2,000ml血液が抜かれたら死ぬという認識で話が進んでいきますが、試合が長すぎてある程度血液量が回復するのでは?と思いました。

そこで1日に回復する血液量を調べてみたところ、毎日の血液量の回復は約10~16mlだそうです。

そのため、日常的な血液量の回復がゲームに影響することはなさそうです。

1回抜いた血って戻して大丈夫なの?

アカギが権利を放棄し続けたため、アカギに抜いた血液が戻されることはありませんでしたが、抜いた血液はシリンダーのような容器でされ、取り戻せるルールでした。

そこで疑問が発生します。

「そもそも抜いた血液って戻していいの?」ということです。

これについても調べてみました。

理論的には、血液を一時的に体外に取り出し、その後再び体内に戻すことは可能だそうです。これは自己輸血(オートトランスフュージョン)と呼ばれる手法で、特定の種類の手術などで用いられています。

しかし、このプロセスは専門的な医療技術を必要とし、適切な環境と装置、そして専門的な知識と技術を有する医療スタッフによって行われなければならないそうです。そして血液は非常に感染症を引き起こしやすいため、無菌の条件下で処理されなければなりません。

後半については少し怪しいですが、全く不可能というわけではなさそうです。

鷲巣麻雀は実際にできる?

透明な牌を用いた鷲巣麻雀、実際にできるのか気になりますよね。

なんと実際に透明な牌を含んだ麻雀セットが売っているようです。

オンラインでも、たまにアカギコラボで鷲巣麻雀ができるタイミングがあるようで、

2021年には雀魂

2022年にはセガNET麻雀ゲーム「MJ」とのコラボで鷲巣麻雀が楽しめました。

両陣営、表情に出過ぎじゃない?

1番気になったのが両陣営の表情です。

アカギの手牌を見て後ろに立っている仲間の仰木が、鷲巣の手牌を見て後ろの白服たちがめちゃくちゃリアクションをします。

仰木も自身の腕を賭けているので仕方ないと思う反面、相手に見られて不利に働いても不思議ではありあません。

以上が、鷲巣麻雀を読んで疑問に思ったこと4点です。

まとめ:アカギの鷲巣麻雀は長すぎるけど良い終わり方だった

本記事では、アカギの鷲巣麻雀について紹介してきました。

1晩の間にNARUTOが始まって終わったとされるほどの長さで有名なアカギの鷲巣麻雀

血液を賭けるなどぶっ飛んだ設定ではありますが、意外と現実でもできそうな仕様になっています。

連載を追っていた人からすれば長く感じたでしょうが、今なら完結していて、さらにコマが大きいのですぐに読むことができます。

アカギの名言などもあり、色々と考えさせられる場面が多いので、ぜひ一度読んでみてください。

今回は以上です。





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