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冬は体脂肪率が上がる(増える)?季節と体脂肪率の関係とは?!

悩んでいる人

秋~冬って体脂肪率上がる気がする。夏より高く数値が表示されてるんだけど...季節と体脂肪率の関係について教えてほしい!

こんなお悩みを解決します。

本記事の内容

  • 冬に体脂肪率が上がる(増える)理由
  • 季節によってどのくらい体脂肪率に差が出るか
  • 体脂肪率を測るときの注意点
  • 体脂肪率じゃない指標も持とう

結論から述べると、体脂肪率は夏に低く表示され、冬に高く表示されます。

実際の体脂肪率が変わってなくてもです。

今回は、なぜ体脂肪率が季節によって差があるか、実際にどのくらい差があるのかについてお話していきます。

「トレーニングをしているのに、数値が良くならなくて心が折れそうな人」向けの対策なども紹介しているので、ぜひ最後までお付き合いください。

おすすめの体組成計

それでは本文へまいりましょう。



冬に体脂肪率が上がる理由

冬に体脂肪率が上がる理由は下記の3つです。

  • 空気が乾燥している
  • 水分補給する回数が減っている
  • イベントが多く、本当に体脂肪が増えている

詳しく解説します。

冬に体脂肪率が上がる理由①:空気が乾燥している

冬に体脂肪率が上がる理由の1つ目は、空気が乾燥していることです。

空気が乾燥していると体脂肪率は高く表示されます。

なぜなら多くの体脂肪率を測る機器は、身体に微弱な電気を流し、電気抵抗を測って体脂肪率を測定します。

これはInbodyなどの高性能な体組成計から、安価で購入できる体組成計まで、ほぼ全てです。

空気が乾燥していると、肌の乾燥度合いも変わるため、電気の流れやすさが変わり、体脂肪率に誤差が出ます。

夏でもクーラーを強めにつけた部屋と、扇風機だけの部屋で過ごすのでは、かなり差が出ます。

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お風呂に入る前と入った後でも誤差が出るのはこのためです。

冬に体脂肪率が上がる理由②:水分補給する回数が減っている

冬に体脂肪率が上がる理由の2つ目は、水分補給する回数が減っていることです。

夏に比べると、冬は水分補給が少なくなりがちです。

これによって、汗の量や身体の水分量が減るため、電気の流れやすさが変わり、体脂肪率が高く表示されてしまいます。

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コップ1杯水を飲んだだけで、数値は変化します。

冬に体脂肪率が上がる理由③:イベントが多く、本当に体脂肪が増えている

冬は忘年会で飲み会が増えたり、クリスマスや正月など、イベントがたくさんあります。

数値が高く表示されているだけでなく、本当に体脂肪率が上がっている可能性もあります。

食べすぎには注意して、体型維持に努めましょう。

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食事管理が難しい人は、筋トレ食堂などの宅食サービスを利用するのもオススメ

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以上が冬に体脂肪率が増える理由3つです。

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続いて、どのくらい季節によって体脂肪率が増えるのかを見ていきましょう。

冬はどれくらい体脂肪率が増えるのか?

毎日体脂肪率を測定してきた経験上、下記のような差があると考えています。

  • 5,6,7,8,9月(目安:最高気温30℃以上):基準値
  • 3,4,10月(目安:最高気温20℃~29℃):+0.1~1.0%
  • 11,12,1,2月(目安:最高気温19度以下):+1.1~2.0%

もちろん個人や機種によって差はありますが、概ね上記の差があると考えてもらって構いません。

僕は福岡住みなので、真冬でも最高気温が氷点下になることはありません。北海道や東北にお住いの方は、もう少し差があるかもしれません。

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かなり大雑把にわけると、下記の三段階に分けられます。

  • 冷房をつけるレベルの暑さ:体脂肪率(低)
  • 冷房も暖房もいらない過ごしやすい気温:体脂肪率(中)
  • 暖房をつけるレベルの寒さ:体脂肪率(高)
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数値が悪化したり、思ったように伸びなくても、季節の可能性があります。めげずに継続しましょう。

実際に気温が上がると体脂肪率が下がった!

冬は体脂肪率が上がるとお話してきましたが、暖かくなると体脂肪率はまた下がっていきます。

2023年1月、最高気温が3月中旬~4月並みに上がる暖かい日がありました。

そのときに体脂肪率がガクッと下がったので、グラフにしてみました。

※体重は0.5kg以内の範囲でほぼ変化なし。

※食事内容もほぼ変わらず、測定までの生活リズムが全く同じデータだけでグラフにしています。

ご覧の通り、最高気温が上がるにつれて、体脂肪率がガクッと減っています。

体重が変わっていないため、重量に換算すると、1週間で約800gの筋肉が増え、約800gの脂肪が減った計算になります。

ありえない数値ですよね。

こんな変化が本当に毎週起きていたら、すぐにムキムキのバキバキになれます。

体脂肪率を測るときの注意点

ここまで説明してきた通り、冬は体脂肪率が上がるなど季節によって差はありますが、できるだけ正確なデータを取るための注意点が3つあります。

  • 毎日同じタイミングに測る
  • 毎日同じ服装で測る
  • 裸足で体組成計に乗る

1つずつ見ていきましょう。

毎日同じタイミングに測る

同じ時間に測っても生活のリズムが異なると、違う条件での測定となってしまいます。「○食目の○時間後、トイレに行った後のお風呂に入る前」など、毎日同じタイミングに測ることで、日々の変化を把握しやすくなります。

毎日同じ服装で測る

ベストは裸で測ることですが、薄手の服なら着ていても大丈夫です。「Tシャツとパンツだけ」など、毎日同じ服装で測るようにしまりょう。

裸足で体組成計に乗る

体脂肪率は、足の裏の電極から身体に微弱な電気を流し、電気抵抗を測って体脂肪率を測定します。そのため、靴下を履いていると体脂肪率を正しく測ることができません。裸足で測りましょう。

以上が、体脂肪率を測る時の注意点です。

上記のことに気を付けて体脂肪率を測ることは大切ですが、それでも季節の影響で体脂肪率は完全に正しく測ることができません。

悩んでいる人

体脂肪率がよくならない。たぶん季節の影響だと思うけど、、頑張ってるけど心が折れそう。

そうならないためには、体脂肪率じゃない指標で成長を見ていくことが大切です。

体脂肪率じゃない指標も設定しよう!

体脂肪率以外に記録するべきものはこちら。

  • 体重
  • 身体の写真
  • 筋トレ時の使用重量
  • 身体のサイズ(胸囲、腹囲、腕の太さ、脚の太さ)

体脂肪率を記録することは大切ですが、他にも記録しておくと、成長を感じやすいです。

写真は特に分かりやすく違いが出るので、毎日記録しておくことをオススメします。

まとめ:冬に体脂肪率は上がる。他の記録もつけよう!

今回は季節と体脂肪率の関係について紹介してきました。

体脂肪率は季節によってバラつきがあるので、一喜一憂せずに筋トレ頑張りましょう!

数値が悪化しても、「あー、寒くなったからだな」と思えるだけで、だいぶ違うと思います。

夏になれば数値はよくなるので、諦めずに積み上げていきましょう。

今回は以上です。

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